最近は、環境対策でシンナーといった溶剤タイプよりも、水で薄める水性タイプが多くなったようです。水性タイプはシンナーを使わないので臭いがあまりきになりません。水性というと、ひ弱な感じですが、耐久性はまったく心配ないといえます。ただ溶剤タイプと比べると、少し耐久性が劣る場合もあるようです。そういったことを解消するために登場したのが、弱溶剤タイプといったものです。カタログにはNAD型塗料とも書かれています。これは簡単に言えば、溶剤タイプの耐久性と水性タイプの環境性をくっつけたものといえます。ただ溶剤タイプには変わりはありません。水性タイプほどの環境性を持っているわけではないようです。環境適応性について、この程度理解しておけばいいと思います。水性タイプの環境性と溶剤タイプの耐久性を持っているということです。